鹿児島生まれ、鹿児島市育ち。
はっきり言って「変わった子」。反抗期も強く大人を困らせてばかりの子どもでした。今思えば、自分の居場所・やりたいことが見つからず、子どもながらにもがいていたのだと思います。

高校進学後、運動経験ゼロにもかかわらずなぜかバスケ部に入部。ベンチ入りで大喜び。努力は裏切らないのだと実感。バスケ部に入っていなければ、今頃私はどうしようもないダメ人間になっていたのではないかと心底思っています。

鹿児島大学工学部卒業、鹿児島の某大手学習塾に入社
勉強に目覚めたのが遅すぎたため、一浪して鹿児島大学へ。部活に燃えた日々も忘れ、遊びとバイト三昧の日々。家庭教師の経験から、講師という仕事に興味をもち、学習塾に就職し数学・理科の講師として働きました。

夫の転勤と第一子出産のため上記学習塾を退社
塾講師の仕事にやりがいを感じ、一生懸命働きました。しかし残念ながら当時は育児休暇にまだ抵抗のある時代で（少なくとも私はそう感じた）、夫の転勤と第一子出産が重なり退社を決意。この頃から、女性というだけで生き方が制限される世の中の風潮をはじめ、世の中には声をあげることができない弱者が大勢いること、自分らしい生き方とは何かについて自問自答が始まりました。

2010年　鹿児島大学法科大学院入学
夫の転勤で暮らした奄美には、助け合いながら暮らす島の人、奄美の自然に魅せられて都会からIターンで移り住む人達など多様な生き方がありました。その姿に触発され、「自分の人生を自分で切り開こう」「誰かの役に立てる一生の仕事をしよう」と決意し、第二子出産後、鹿児島大学法科大学院へ入学しました。

2017年　司法試験合格　／　2018年12月　鹿児島市内の某法律事務所に入所
家族に支えられ、なんとか司法試験に合格。司法修習を経て、鹿児島市内の法律事務所に就職しました。弁護士としては遅いスタートでしたが、尊敬できるボス弁・兄弁、そして素晴らしいスタッフ達に支えられながら実務を学ぶことができました。

2025年1月　藏元衣子法律事務所　開所
これまでの人生を振り返り、自分の選択と責任で仕事をしてみたいと考えるようになり、独立を決意しました。鹿児島出身の女性という立場で、人生経験を生かせることも多くあると思います。依頼者のために一生懸命考え、手を尽くして、最後は喜んでもらえるよう頑張ります。